ひろゆき氏、石破首相の「進退問題」に切り込む:裏金議員への批判

実業家である西村博之氏(ひろゆき氏、48)が、23日にABEMAの「Abema Prime(アベプラ)」に生出演し、石破茂首相の今後の進退について自身の見解を述べ、政局の焦点に鋭く切り込みました。

石破首相は同日午後、麻生太郎最高顧問、菅義偉元首相、岸田文雄前首相という三人の首相経験者と会談を行いました。この会談の内容について、石破首相は「強い危機感を共有した。党の分裂はあってはならないといった話があった」と説明しました。その上で、自身の出処進退については「一切、話は出ておりません」と明確に否定しました。

しかし、ひろゆき氏は、党内から石破首相の退陣を求める声が上がっていることに対し、厳しい指摘を投げかけました。

ひろゆき氏の鋭い指摘:退陣要求の背景にある「裏金」と「統一教会」

ひろゆき氏は、石破首相の退陣を求める議員たちの真意に疑問を呈しました。「責任問題でいくと、“石破さんは辞めるべき”と仰っている議員さんって、裏金をもらった人とか、統一教会から支援を受けた人たちなんですよ」と具体的に言及し、彼らの発言の背景には自身の問題があると示唆しました。

実業家ひろゆき氏、石破茂首相の進退に関する発言実業家ひろゆき氏、石破茂首相の進退に関する発言

さらにひろゆき氏は、自民党が参議院選挙で大敗したことについて、「自民党がなんで(参院選で)大敗したかっていうと、お前らのせいじゃんって。“大敗の理由は石破にある”とか言うけど、お前らだよっていう」と痛烈に批判しました。この発言は、裏金問題や統一教会との関係が党勢低迷の根本原因であるとの認識を示し、責任転嫁を図る党内勢力への厳しさを示すものでした。

まとめ

ひろゆき氏の発言は、石破首相の進退を巡る政局の裏側にある、自民党の内部問題、特に「裏金問題」や「統一教会問題」が、首相の責任問題としてすり替えられようとしている現状を浮き彫りにしました。彼の率直な指摘は、国民が抱く疑問や不満を代弁する形となり、今後の政局の行方に大きな影響を与える可能性があります。

参考文献