ガザを覆う「人為的な集団飢餓」 子どもが餓死、イスラエル軍は1000人超を殺害


世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム事務局長は23日、ガザのパレスチナ人はイスラエルによる封鎖のために、人為的な「集団飢餓」に苦しんでいると記者団に語った。

「子どもたちが飢えて泣きながら眠りについていると親たちは訴えている」「食料配給所は暴力の場と化した」とテドロス事務局長は語った。

国連によると、米国とイスラエルを後ろ盾とするガザ人道財団(GHF)が5月下旬に活動を始めて以来、食料を入手しようとしてイスラエル軍に殺害された住民は1000人を超えた。このうち数百人はGHFの配給所近くで命を落とした。

現在、ガザの全人口210万人が食料不安に陥っている。ガザ保健省は22日、90万人の子どもが飢えており、既に7万人に栄養失調の兆候があると発表した。



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