Snow Manのメンバーであり、その卓越したスタイルを活かしてモデルとしても活躍するラウール(22)が、2026年春夏ミラノおよびパリ・メンズ・ファッションウィークで、4つのブランドのランウェイを飾りました。一部のファンの間では、彼がモデル業に専念し、グループを離れるのではないかという懸念が囁かれていましたが、ラウール自身はSnow Manへの固い決意を持っていることを示しています。
海外モデルとしての挑戦と苦難の道のり
現在、ラウールはSTARTO ENTERTAINMENTに加えて、フランス・パリの「Bananas Models」とイタリア・ミラノの「MODELS MILANO」という二つの海外モデル事務所に所属し、国際的な活動の幅を広げています。Prime Videoでは、彼がミラノとパリコレクションに挑むまでの約1年半にわたる長期密着ドキュメンタリー『RAUL:ON THE RUNWAY』が近日配信されることが5月27日に発表されました。
身長192cmという恵まれた体格を持つラウールですが、これまでの道のりには挫折も経験しています。2024年6月27日に行われた自身のインスタグラムのライブ配信で、彼はパリのモデル事務所との契約を報告しました。約2年半前、当時の事務所(旧ジャニーズ事務所)と今後の活動方針について話し合った際、「パリコレに出たい」と宣言したものの、現地事務所に所属しないと出演が難しいと判明。その後、事務所の後押しもあり、リモート面接やメールで20~30社ほどにアプローチしましたが、ことごとく不採用だったといいます。日本での活動では常に自信に満ち溢れていたラウールでさえ、この時は深く打ちひしがれたと語っています。
身長192cmのSnow Manラウールがミラノ&パリコレのランウェイを歩く姿
「Snow Manを辞めない」揺るがぬアイドルとしての決意
モデル活動を本格化させて以来、一部のSNS上のファンからは「グループを辞めるのではないか」といった心配の声が定期的に上がっていました。しかし、ラウールは前述のインスタライブで、これらのコメントに対し「(Snow Manを)辞めないですね。もう、どう考えても」とアイドル活動の継続を明確に否定しました。
彼は、パリコレへの挑戦という大きな目標を「アイドルとして面白い形を探れないか」という思いから追求してきた道だと説明。「こっち(アイドル)を辞めちゃったらね、元も子もないというか。(モデルの仕事は)アイドルの中の一環という感じ」と述べ、ファンを安堵させました。海外でのモデル活動も、すべてはSnow Manという”家”に還元したいという彼の強い意志が込められています。
ファン感動!プロフィール欄に込められた”家”の絵文字
ここ最近も「ミラノ、パリ・メンズ・ファッションウィーク」のためにパリへ渡っていたことから、一部のSNSファンからは再び不穏な声が上がっていました。そんな中、ラウールは6月末に自身のインスタグラムのプロフィール欄を更新。Snow Man、Bananas Models、MODELS MILANOというそれぞれのインスタグラムアカウントを貼る際、一番上のSnow Manアカウントの前に“家”を表す絵文字を加えたのです。
この発見は瞬く間にファンの間で広がり、感動の声が上がりました。ファンの間からは、「ラウちゃん、いつの間に……。Snow Manはホーム、自分が帰る家なんだね」「ラウールのインスタのプロフィールを見て、思わず泣いた。どこまでもアイドルなラウールが本当に大好き」「家のマーク、前はなかったよね。なんか胸がぎゅっとなった」「どれだけ飛躍してもラウールくんのホームはSnow Manなんだなぁ。アイドルでいてくれてありがとう」といった温かいコメントが多数寄せられています。
ラウールは、女優・木村文乃が主演を務め、7月10日にスタートした連続ドラマ『愛の、がっこう。』(フジテレビ系)ではホスト役を演じるなど、多岐にわたる活動を展開しています。今後もSnow Manのメンバーとして、またモデル、俳優として、様々な一面で私たちを魅了し続けてくれることでしょう。
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