【AFP=時事】中国やペルー、エクアドルなど太平洋沿岸諸国は30日、ロシア極東沖の地震による津波警報などを発表し、住民に避難を呼びかけた。
ペルー海軍の水路航行局は声明で、「国家津波警報センターによる分析と評価の結果、この事象によりペルー沿岸に津波警報が発出された」と明らかにし、状況は「継続的に監視している」と述べた。
中国の津波警報センターは、東部沿岸の一部に30センチから1メートルの津波が到達するとの見通しを示した。
「最新の警報と分析結果に基づき、国土資源省津波アドバイザリーセンターは、この地震によって津波が発生し、特定の沿岸地域に被害を及ぼすと判断した」としている。
エクアドルのリスク管理事務局は、ガラパゴス諸島に津波警報を発令し、「海上活動の即時中止に加え、ビーチ、桟橋、低地地域における予防的避難が命じられた」と発表した。【翻訳編集】 AFPBB News