日本保守党の島田洋一衆院議員は7日、X(旧ツイッター)で、訪米中の赤沢亮正経済再生担当相がラトニック商務長官を「ラトちゃん」、ベセント財務長官は「ベッちゃん」とXでそれぞれ呼称したことについて疑問視した。「まさかこんな軽薄な文章を大人が書くはずもない」と書き込み、「アカウントを乗っ取られたのかと確認したが、赤沢大臣本人の発信のようだ。文は人なり」と指摘した。
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赤沢氏を巡っては、トランプ政権の交渉相手との親密さをアピールする狙いがあるとみられるが、島田氏は「この人物が総理総裁の最側近で対米外交を担う。自民党の議員たちは羞恥も憤懣(ふんまん)も感じないのだろうか」と突き放した。
赤沢氏は7日にXで「本日、米国商務省にラトちゃんを訪ねました。ラトちゃんが人を紹介したいと言うので記念撮影しました。有名な人らしいです」と独特の表現で投稿。
ラトニック氏に加え、アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)と収まった画像を合わせて掲載した。