ファレル・ウィリアムス主催:高級腕時計オークションが1億円超の売上、日本製も高騰

ファレル・ウィリアムス氏設立のオークションハウス「ジュピター」が7月、高級腕時計競売で100万ドル(約1億4800万円)超の売上を達成。ロレックス、カルティエなど有名ブランドに加え、日本製モデルも高額落札され、国際的な評価の高さを示しました。

ファレル・ウィリアムスが設立したオンラインオークションハウス「ジュピター」のロゴとともに写るファレル・ウィリアムス氏。彼は高級腕時計のコレクターとしても知られています。ファレル・ウィリアムスが設立したオンラインオークションハウス「ジュピター」のロゴとともに写るファレル・ウィリアムス氏。彼は高級腕時計のコレクターとしても知られています。

ジュピター・オークションの概要

ミュージシャン兼起業家のファレル・ウィリアムス氏手掛ける「ジュピター」は、コレクター向け厳選アイテムを提供。7月の腕時計競売では、ロレックス、カルティエ、リシャール・ミル、エルメスなど世界有数の高級ブランドが出品されました。このオークションは「世代を超えたスタイル」がテーマとされ、ウィリアムス氏個人の出品有無は不明ながら、彼が著名な時計愛好家であることは知られています。

日本製腕時計が国際市場で躍進

今回の競売で特に注目は、日本製腕時計の予想外の高騰です。ウォッチガイズドットコムCEOのロベルティーノ・アルティエリ氏は、「入手困難なビンテージや日本製も高値で売れた」とコメント。中でも、一点物の大塚ローテック(Ōtsuka Lōtec)2本が、それぞれ1万2500ドル(約184万3500円)と1万3750ドル(約202万7800円)で落札されました。これらは小売価格を約1万ドル(約147万4800円)上回り、日本の技術と希少性が国際市場で高く評価された証となりました。

高額落札を牽引したトップ5

総売上100万ドルのうち70%を占めたのは、高額落札品上位5本です。これら5本の合計落札額は75万6250ドル(約1億1200万円)に達し、競売全体の成功に大きく貢献しました。市場における特定のブランドや希少モデルへの根強い需要を改めて示しています。

ファレル・ウィリアムス氏のジュピターによる高級腕時計オークションは成功裏に終わり、彼のキュレーション能力と市場への影響力を示しました。日本製腕時計の高騰は、世界のコレクター市場における新たなトレンドを示唆。今後もこうしたプラットフォームが、時計愛好家に価値と機会を提供し続けるでしょう。

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