『旅サラダ』勝俣州和氏の「声量」に視聴者から“呆れ声”止まらず…その「騒がしさ」は「個性」か?

2024年8月16日に放送されたテレビ朝日系人気番組『朝だ!生です旅サラダ』で、長年レギュラーを務めるタレント・勝俣州和氏の言動に対し、視聴者から再び厳しい反応が寄せられています。今年4月の番組リニューアル後も変わらない彼の「元気すぎる」リアクションは、番組の穏やかな雰囲気とは時に不協和音を奏で、X(旧Twitter)などSNS上では「うるさい」「もう少し黙って」といった声が相次いでいます。

VTR中の「大声」リアクションに批判の声

この日の放送では、過去のVTRをもとに海外の世界遺産や伝統文化が紹介される企画が組まれました。特に南アフリカのサファリで「ビッグ5」と呼ばれる動物たちを探すVTRが流れた際、ワイプに映る勝俣州和氏は「ゾウはね、意外といるんだよね!」などと、他の出演者と比べて明らかに大きな声で次々とコメントを発しました。MCの松下奈緒氏や藤木直人氏が声を抑えめに話す中で、勝俣氏のボリュームが際立ち、視聴者からは「VTRの邪魔になる」との意見が見られました。

旅サラダ出演中のタレント・勝俣州和氏のワイプでの様子旅サラダ出演中のタレント・勝俣州和氏のワイプでの様子

「推しのイッピン」コーナーでも見られた“かぶせ気味”な発言

さらに、出演者がおすすめのグルメを紹介する「推しのイッピン」コーナーでも、同様の状況が見受けられました。藤木直人氏がわさびオイルを紹介し、松下奈緒氏らが「(収穫まで)2年かかるってすごいですね…」と商品の背景に触れようとした矢先、勝俣州和氏は「美味しいよ!」「なにこれ!」と大声でリアクションを開始。結果的に他の出演者の声がかき消されがちになりました。また、ABCアナウンサーの大仁田美咲氏が商品情報や応募電話番号をアナウンスしている最中にも、「わさび美味いな~」といった感嘆の声が重なり、情報の伝達を妨げるとの声もあがっています。

視聴者の「降板要求」と芸能記者の見解

こうした勝俣州和氏の振る舞いに対し、Xでは「勝俣さんうるさすぎる、商品紹介の時くらい黙って~」「ワイプの勝俣さんの声、もう少し落としてくれると」「誰か勝俣氏に『VTR中は少し静かにしてもらえませんかー』と言える人がいればいいのに」など、厳しい反応が多数投稿されています。

勝俣氏は2011年から『旅サラダ』のレギュラーメンバーとして14年以上番組を支えてきましたが、その「元気」が裏目に出ることも少なくありませんでした。かつて神田正輝氏がMCを務めていた時代から、視聴者による“降板要求”が絶えないメンバーの一人でもあります。

ある芸能記者は、この状況について次のように述べています。「それが勝俣さんの個性ではありますが、元気すぎる言動に辟易している番組ファンは多く、定期的に批判にさらされています。神田さんが番組を卒業した後は、勝俣さんのトーク時間も増え気味で、『正直キツい』と厳しい声があがっていたんです。勝俣さんなりに番組を盛り上げようとしているのでしょうが、現状空回りしてしまっているようです。なまじ芸歴もレギュラー歴も長いだけに、MCの松下奈緒氏や藤木直人氏が直接注意することは難しく、結果的に野放し状態が続いているのが実情でしょう。」

まとめ

長年のレギュラーとして番組に貢献してきた勝俣州和氏ですが、彼の「個性」ともいえる大きなリアクションや発言が、一部の視聴者にとっては番組の進行や他の出演者の発言を妨げると感じられているようです。特に朝の情報番組という穏やかなトーンが求められる中で、このギャップが視聴者の不満につながっています。番組制作側が、長年の功労者である勝俣氏の立ち位置と視聴者のニーズの間で、いかにバランスを取るかが今後の課題となりそうです。

出典: Yahoo!ニュース