韓国与党・共に民主党の金炳基(キム・ビョンギ)院内代表は自らのSNS(交流サイト)で独立記念館の金亨錫(キム・ヒョンソク)館長の即時罷免を強く要求した。金亨錫館長は15日に忠清南道天安市の独立記念館で開催された光復80周年記念式典で「光復を世界史的な観点から見れば連合国の勝利で得られたプレゼントだ」と述べた。金亨錫館長は昨年8月に尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権で任命された。
金炳基院内代表は16日「国を売り渡した人間だけが売国奴ではない。こんな人間に国民の税金を1ウォンでも支払うことはできない」「独立運動を否定する売国を放置すれば、累卵の危機に国民にどうやって国のための犠牲を求め、誰が献身するのか」と主張した。金炳基院内代表はさらに「金亨錫館長は昨年から独立運動を否定してきた。昨年の光復節では独立記念館の開館以来初めて式辞をキャンセルし、今年の式辞では抗日運動を侮辱した」とも批判した。
金炳基院内代表は「法的な権利を口実に舌先三寸で言葉を弄する金亨錫館長には血が逆流するほどの怒りを感じる。殉国先烈を侮辱した者はこの地で生きる資格もない」「直ちに罷免すべきだ」と主張した。
キム・テジュン記者