元阪神の関本賢太郎氏(46)が、16日放送のMBSテレビ「ごぶごぶ」(土曜後1・54)に出演。現役時代を振り返った。
この日、自身にとって一番の名プレーを尋ねられた関本氏。14年、甲子園で巨人・山口鉄也から放ったサヨナラタイムリーを挙げた。
13年、桧山進次郎が引退し、スライド的に「代打の神様」ポジションが回ってきたという関本氏。「タイガースの代打の神様になろうと思うと、ジャイアンツのピッチャー打ってなんぼなんですよ」とし「中継ぎで対戦するピッチャーに山口鉄也っていう、左の強力なピッチャーがおったんですけど、めっちゃ嫌いやったんですよ。全然打たれへんくて」と回顧。
山口との対戦は逃れていたというが「桧山さんが引退したから、いよいよ僕のところに投げるようになって、これはまずいって」と、桧山の引退翌日から山口対策としてフォーム改造を行ったことを明かした。
「研究して、投球表とかもチェックしてビデオも見て。結局次の開幕まで6カ月間、山口鉄也だけのためにずーっとバッティンングフォーム研究して。14年の甲子園での初対戦でサヨナラヒット打ってるんです」と誇らしげに語った。