同僚の社内用メアド使い商品７０００点注文…容疑男逮捕「騒ぎになるのを見るのが面白かった」

群馬県警察本部

　商品約７０００点のうその注文を行ったとして、群馬県警は１９日、群馬県太田市、化学製品製造販売会社員の男（３０）を私電磁的記録不正作出・同供用の疑いで逮捕した。

　発表によると、男は昨年１１月２５～２９日、大手家電量販会社のショッピングサイトで計１４回、同僚２人の社内用メールアドレスを基に登録した会員情報を使い、冷蔵庫やテレビ、飲料水など計７０２７点（販売価格計２６２３万３５２６円）のうその注文をした疑い。「騒ぎになるのを見るのが面白く、ストレス発散でやった」と容疑を認めている。

　家電量販会社は、「３０本入りのお茶のペットボトル９９９ケースを複数回」といった不自然な注文を不審に思い、商品を発送しなかった。社内用メールアドレスの不正利用に気づいた男の会社が昨年１２月、県警に相談していた。