本当に頭がいい人は知っている!謝罪で相手を納得させる「会話IQ」の高め方

人間関係において、言いにくいことを上手に伝えるのは至難の業です。特に謝罪の場面では、その対応一つで相手との関係性が大きく変わることもあります。心理カウンセラーの五百田達成氏によると、お詫びや誘いを断る際の返答の仕方には、その人の「会話IQ」の高さが表れると言います。本記事では、五百田氏の提唱する「謝罪力」の考え方に基づき、相手の心を動かし、関係を円滑にする謝罪の仕方について掘り下げます。

謝罪の極意:相手の心を動かす「謝罪力」

避けるべき「保身」のための謝罪

怒っている相手に対して、「怒らせたならごめん」「誤解があった点については陳謝いたします」といった条件付きの謝罪をする人がいます。これらの言葉には、「本当は悪くないんだけどな」という自己保身の気持ちや、責任を曖昧にし、あるいは相手に責任を転嫁したいという意図が透けて見えます。昨今の政治家や企業トップの謝罪会見で頻繁に見られるこのような話し方は、誠実さに欠け、相手の不快感や怒りをさらに募らせる結果となりがちです。

相手は、自分の感情が軽視されていると感じ、「気持ちが受け止められていない」「表面的な謝罪だ」と反発します。これは、まるで金網の向こうから力のないボールを投げつけるようなもので、相手からすれば「真剣に向き合っていない」と感じ、怒りを増幅させるだけです。

ビジネスシーンで謝罪する男性のイメージ。誠実な態度が重要であることを示唆ビジネスシーンで謝罪する男性のイメージ。誠実な態度が重要であることを示唆

会話IQを高める「真摯な謝罪」の実践

会話IQが高い人は、中途半端な謝罪はしません。謝罪の真の目的が「相手の怒りを鎮める」ことだと理解しているため、自分の保身を忘れ、まずは真摯に、そしてシンプルに謝罪を遂行します。「本当にごめん!」「不快な思いをさせてしまって、申し訳ありません。責任は私にあります」と、変に限定せず、とことん謝罪し、許しを請う姿勢が重要です。

相手の怒りが多少おさまってから、ようやく「行き違いがあって」と事情を説明したり、「今後は気をつけます」と改善策を提示したりする段階へと進みます。「許してもらう→釈明」というこの順番を間違えると、「言い訳するな」と火に油を注ぐことになりかねません。関係を維持したい大切な相手であれば、一歩も逃げずに真正面から向き合うことが、最も効率的で心に響く謝罪となります。キャッチボールで例えるなら、金網からグラウンドに出て、相手の真正面に立つことからすべてが始まります。

頭がいい人は、全力で謝罪するのです。

謝罪は、相手の怒りを鎮め、信頼関係を再構築するための重要なコミュニケーションです。自己保身に走らず、真摯に相手の気持ちを受け止め、責任を明確にする姿勢こそが、あなたの会話IQを高め、円滑な人間関係を築く鍵となります。

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