プーチン大統領 「危機の根本原因を除去すべき」ウクライナ侵攻で従来主張 モディ首相らと会談 親密さアピールも


プーチン大統領は1日、上海協力機構の首脳会議で演説し、ウクライナ侵攻をめぐり「西側諸国がウクライナをNATO=北大西洋条約機構に引き入れようとする試みが危機の原因だ」などと述べ、欧米側に責任があると主張しました。

今月15日にアメリカのアラスカで行われた米ロ首脳会談については、「首脳会談で達せられた理解がウクライナ和平への道をひらくと期待する」と指摘。

そのうえで、「長期的な解決のためには危機の根本原因が除去され、安全保障の公正なバランスが回復されなければならない」と従来の主張を繰り返しました。プーチン氏は首脳会議の傍ら、インドのモディ首相やトルコのエルドアン大統領らと2国間会談を重ねるなど積極的な外交を展開。

モディ氏とは手を握り合って首脳会議の会場に入る場面がみられたほか、2国間会談の会場にロシアの大統領専用車で一緒に移動するなど親密さをアピールしました。

ロシアメディアによりますと、車内での1対1の対話は50分間に及んだということです。

会談では、モディ氏がウクライナ侵攻について「紛争を終結させ、できるだけ早く和平を確立する方法を見出す必要がある」と述べたということです。

TBSテレビ



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