村田諒太初防衛戦ほかフジ”トリプル世界戦”生中継 ゲストに井上尚弥





ファイティングポーズを見せる村田諒太(中央)、八重樫東(右)、寺地拳四朗(C)フジテレビ

 WBA世界ミドル級王者・村田諒太(33)の初防衛戦が「マイナビスペシャル村田諒太vsバトラー&八重樫東・寺地拳四朗トリプル世界戦」として23日午後7時からフジテレビ系で生中継される(横浜アリーナ、延長対応あり)。

 ゲストにはWBSSバンタム級トーナメント優勝の井上尚弥が顔を見せる。

 村田は昨年10月、ラスベガスでロブ・ブラントにまさかの大差判定負けを喫して王座陥落、引退の瀬戸際に追い込まれた。しかし、今年7月には不利予想を覆してブラントに雪辱を果たし王座奪還に成功した。約5カ月を経て、若さとパワーを武器に世界初挑戦となる24歳のバトラーを相手に村田はどう立ち向かうのだろうか。

 また、元3階級制覇王者・八重樫のフライ級での世界王座挑戦とWBC世界ライトフライ級王者・拳四朗の7度目の防衛戦も開催される。

 試合に先駆けて行われた記者会見で村田は「かなえたい夢がある」と抱負を語ったが、その夢とは“ベルトを守り続けること”ではなく、“主要4団体のチャンピオンの中でトップに立つ”というスケールの大きなものだった。ミドル級のトップ選手たちと対戦し、勝利することが村田の夢であり、最大のモチベーションとなっている。

 WBAスーパー・IBF世界バンタム級王者でもある井上は「スピード、パワー、テクニック、ディフェンス、キャリア、メンタルとボクシングの全てが詰まった3試合になると思います」と話している。

 同局の竹内太郎プロデューサーは「今年の『FUJI BOXING』は5月・井上のKO勝利、7月・村田の王座奪還劇、そして11月は海外メディアから『ドラマ・イン・サイタマ』と絶賛された井上vsノニト・ドネアのボクシング史に残る至高の名勝負など内外のボクシングファンを熱狂させるセンセーショナルかつ感動的な対戦をオンエアしてきた。フジが制作するこのイベント、プログラムは北米やヨーロッパなど世界各国で放送される。世界に大きなインパクトを与える“激闘”をお楽しみに」と語る。(産経デジタル)



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