こども政策担当大臣を退任した三原じゅん子氏(61)が、こども家庭庁職員に向けた退任挨拶で「ワークライフバランス(WLB)を大切に」と述べたことが、再び国民からの批判を呼んでいます。三原氏は先に開催された同庁の会見をわずか28秒で終了させ、質問や報告が一切なかったことから「本当に仕事をしているのか?」と国民不信を煽ったばかりで、今回の発言は更なる議論を巻き起こしています。特に、高市早苗首相が提唱する「ワークライフバランスという言葉を捨てる」という「自民党馬車馬宣言」とは真逆のメッセージであったことも、注目の的となっています。
ワークライフバランス強調の背景と、高市氏の「馬車馬宣言」との対比
三原氏は退任挨拶で職員に対し、「みなさんがいつも健康で笑顔で仕事をしていただくことが何よりも大切」と強調しました。その上で、「俗に言うワーク・ライフ・バランス、これ今使うとちょっとまた炎上しそうなので気をつけているが、私はこれはとても大切なことだと思っている」と、自身の信念を表明。全国紙政治部記者によると、三原氏は手元の原稿を読むのではなく「自分の言葉」で語り、特にWLBを最後に持ってきたことから、その重要性を強く感じていたことが伺えます。炎上を恐れながらもこの言葉に触れ、改めてワークライフバランスの重要性を訴えた形です。しかし、このメッセージは、与党内で「馬車馬のように働け」という姿勢を求める声と、明確な対照をなしています。
こども家庭庁の退任挨拶でワークライフバランスを強調し批判を浴びる三原じゅん子氏
国民からの厳しい視線:過去の疑惑と“ワーク”への疑問
この三原氏のワークライフバランスに関する発言に対し、国民からは厳しい声が上がっています。SNS上では「成果も何も出てこないのはライフが大半を占め過ぎたからでは無いですか?」「ワークにどのぐらいかけたのでしょうか?」といった、三原氏の「ワーク」、つまり仕事ぶりに対する疑問が散見されました。これは、過去に国会審議中に美容整形クリニックに通っていたとの報道があったことも影響しているとみられます。元女優としての美意識の高さは理解できるものの、公務中の行動としては許されないとの批判が根強く残っています。国民は、大臣という重責を担う人物には「馬車馬のように働いてほしかった」と、リーダーとしての責任感を求めています。
今後の「ワーク」への期待
大臣の肩書を失ったとはいえ、三原じゅん子氏は国会議員であることに変わりはありません。与党のベテラン議員として、今後どのような「ワーク」を見せ、国民の信頼を取り戻していくのかが注目されます。その活動を通じて、具体的な成果と貢献を示すことが、今後の政治家としての評価を左右する鍵となるでしょう。
参考文献:
- Yahoo!ニュース. (掲載日不明). 三原じゅん子氏が退任挨拶でワークライフバランス強調もネットは「仕事は?」と猛批判…高市早苗氏の“馬車馬宣言”とは真逆でまた炎上.
https://news.yahoo.co.jp/articles/2de6d9511b6ede1d32fe854c6b01fc98db4c54f9




