藤田ニコルの「塩対応」が物議、後輩モデルへの指導に賛否

モデルの藤田ニコルが、リアリティー番組『Popteen vs egg MODELS CRUSH』で見せた後輩モデルへの厳しい態度「塩対応」が物議を醸している。元「Popteen」看板モデルである藤田の言動には、SNS上で「厳しすぎる」「感じが悪い」といった批判と、「番組への対応力」と評価する意見が交錯している。

「Popteen vs egg MODELS CRUSH」に出演した藤田ニコル。後輩モデルへの厳しい指導が物議を醸している。「Popteen vs egg MODELS CRUSH」に出演した藤田ニコル。後輩モデルへの厳しい指導が物議を醸している。

Popteenとeggのコラボ番組で何が起きたか

ファッション雑誌『Popteen』と『egg』がタッグを組み、新たなコラボ雑誌を目指すリアリティーショー『Popteen vs egg MODELS CRUSH』。モデルたちが表紙や紙面を飾る座をかけて競うこの番組で、元「Popteen」専属モデルの藤田ニコルが後輩モデルたちに「ガチ説教」を繰り広げた場面が、2025年11月2日配信回で波紋を呼んだ。

「個性がない」藤田の指摘とSNSの反応

藤田は番組中、後輩モデルに「『POP』の強みって何?」と問いかけ、返答に対し「どのへんが個性分かれてるの?みんなデニムで同じ色味で」とファッション志向を辛辣に指摘した。「タメ口」での「塩対応」は視聴者に強い印象を与え、番組公式Instagramの動画には「話遮るし、声低いし、感じ悪い」といった批判が。さらに「にこるんがいた時なんてPopteenは全盛期過ぎたあと」とキャリアを疑問視する声や、「みちょぱなら納得」と比較する意見も見受けられた。

「対応力」か「老害」か?専門家の見解

こうした批判の声に対し、放送作家は藤田の行動をリアリティーショーのコンセプトに合わせた「先輩モデルとしてのキャラクター演技」と分析。「そのリアリティが強すぎ、違和感を示す声も出たが、藤田さんの番組への対応力の高さを示した」と指摘した。しかし、その“演技”が「毒舌キャラ」を超え「老害」と感じる視聴者も少なくない。

繰り返される「後輩批判」と「お局」化への懸念

藤田が後輩に厳しい態度を見せたのは今回が初めてではない。2024年11月のテレビ東京系『あちこちオードリー』では、「終わってます全員」「ガッツがない」と後輩を批判。相談に乗っても行動しない後輩や、自身と異なりバラエティを望まない「女優志向」の後輩への不満も漏らしていた。これらの発言も当時、「もはや老害では」とネットで物議を醸した。あえて「嫌われ役」を買って出ているとはいえ、今回の「お局」的な振る舞いは再び賛否両論を巻き起こし、今後の動向が注目される。

藤田ニコルの後輩モデルへの言動は、リアリティー番組での「役割」と一部視聴者が感じる「過剰な厳しさ」の間で議論を呼んでいる。「対応力」を評価する声がある一方、「老害」「お局」といった批判も根強く、その「毒舌キャラ」がどこまで受け入れられるか、メディアと世間の関心は尽きない。

参照元: Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/582325bd4ebb661c342001df4c1e8c88cd28e288