長年お茶の間に親しまれてきたTBS系の人気情報バラエティ番組『アッコにおまかせ!』が、来年3月をもって40年の歴史に終止符を打つことが発表された。この番組終了のニュースを受け、和田アキ子の“相棒”として長きにわたり番組を支えてきたMC峰竜太の今後の活動に、世間から注目と心配の声が寄せられている。
「アッコにおまかせ!」40周年で番組終了、峰竜太の功績
11月2日に放送された『アッコにおまかせ!』のエンディングで、峰竜太は「ここでアッコさんから大切なお知らせがあります」と切り出し、和田アキ子が番組が先月放送40周年を迎えたことを報告した。和田は「これが一番いいタイミングだなと思って、今日発表させていただきます。『アッコにおまかせ!』は、来年の3月をもって終了とさせていただきます」と正式に発表。これに対し峰は「アッコさん!40年という大変な年数ですよ。そして重みもありますし。大変です」と、長きにわたる和田の功績をねぎらった。1993年10月に4代目男性司会者として抜擢されて以来、峰竜太は32年間もの間、和田アキ子と共に番組を盛り上げ、その存在は番組に欠かせないものとなっていた。
視聴者の懸念とSNSでの反響
峰竜太は、デビュー当初から軽妙なトークで定評があり、2000年に石原プロモーションから独立後は、平日朝のワイドショー『ザ!情報ツウ』(日本テレビ系)で司会を務めるなど、“朝の顔”としても活躍。かつては、土曜日の『スーパーサタデー』や『ドラゴンズHOTスタジオ』(いずれも東海テレビ)、そして日曜の『アッコにおまかせ!』と、全ての曜日に生放送レギュラーを持つほどの人気ぶりだった。
しかし近年は『アッコにおまかせ!』以外での露出が少ないと感じる視聴者も多く、番組の終了を受けてX(旧Twitter)上では、峰竜太の“失職危機”を心配する声が相次いでいる。《貴重な峰竜太の生存確認ツールが終わってしまう》《アッコさんはいいだろうけど峰竜太はどう思うかな》《峰竜太の仕事どうなるんやろ》といったコメントが飛び交い、彼の「次の“転職先”」が気がかりだという。
長寿番組『アッコにおまかせ!』終了で去就が注目される峰竜太
峰竜太の現状と芸能プロ関係者の見解
芸能プロ関係者は、視聴者の懸念に対して次のように語る。「たしかに以前より露出が少ないことから気になる視聴者もいるとは思いますが、『出没!アド街ック天国』(テレビ東京系)のレギュラーですし、『ドラゴンズHOTスタジオ』のリニューアル版『ドラHOT+』にも引き続き出演しています。堅実に仕事をしているといったところでしょうか」。
しかし、視聴者が峰を心配する真の理由は、単なる露出の少なさだけではないという見方も示されている。「『アッコにおまかせ!』は、開始当初こそ中継コーナーやタレントとのトーク、クイズコーナーなど、峰竜太が活躍できる場が豊富にありました。しかし、次第にそうした企画は減少し、1週間のニュースを振り返る番組になると、もはや和田アキ子の隣にいるだけの“置物化”していた側面があります。視聴者は、そうした番組内での存在感の薄さから、新しい仕事が入ってもこれまでのように活躍できるのか不安を感じているのかもしれませんね」。長寿番組の終了は、長年その番組を支えてきた出演者にとって、新たな挑戦の機会であると同時に、変化への適応を迫られる局面でもあるようだ。
終わりに
『アッコにおまかせ!』の終了は、多くの視聴者にとって一つの時代の終わりを告げるものであり、特に峰竜太の今後の動向に大きな関心が寄せられています。彼のこれまでの経験と実績が、新たな舞台での活躍に繋がることを期待するとともに、テレビ業界の変化がベテランタレントに与える影響についても注目が集まります。
参考文献
- FLASH (2023年11月3日). 『アッコにおまかせ!』終了で心配される峰竜太の“失職”危機. Yahoo!ニュース.
https://news.yahoo.co.jp/articles/a29b22a7f7f9ca2adcbab81090699e696b81cfa4 
					




