ロシア、モスクワの銃撃でテロ否定 犯人は39歳元警備員





19日、モスクワ中心部で発生した銃撃事件の現場付近(ロイター)

 【モスクワ=小野田雄一】ロシアの首都モスクワ中心部で19日に起きた銃撃事件について、ペスコフ露大統領報道官は23日、「狂気の発現であり、あらゆる国で起きうる悲劇だ」と述べ、思想的な背景を持つテロ事件ではなかったとの見方を示した。

 事件は19日夕、情報・治安機関の露連邦保安局(FSB)本部近くで発生。男がFSB職員に向かって発砲し、職員1人が死亡したほか、重傷を負った別の職員も後に死亡した。男は現場で射殺された。

 捜査当局は、モスクワ近郊に住む元警備員の男(39)の犯行だと断定。動機などを調べている。



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