野田氏、総裁選出馬へ意欲 過去断念も「愚直に」





衆院本会議で演説を行う自民党の野田聖子元総務相=2019年11月12日午後、国会(春名中撮影)

 自民党の野田聖子元総務相は3日放送の文化放送ラジオ番組で、次の党総裁選に立候補する意欲を重ねて表明した。過去に2回出馬を目指しながら断念した経緯を念頭に「愚直だが総裁選を目標に掲げている。これと決めたら、それのみだ」と明言した。

 出馬を目指す理由について「自民党が女性活躍を進めるかどうかの試金石になる。多様性を見せる意味で、もう一踏ん張りしたい」と述べた。

 安倍晋三首相の総裁任期は来年9月まで。野田氏は、首相が途中で退陣し、後継を国会議員だけで選ぶとの見方に対し「大反対だ。透明性の高い方法でリーダーを選ぶ時代に、絶対あってはならない」と強調し、党員・党友投票の実施を求めた。「首相は任期いっぱいまで働くべきだ」とも語った。

 党則改正による首相の総裁連続4選に関しては「すがすがしく次の人にバトンを渡してほしい」と否定的な考えを示した。



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