線路転落、隙間で助かる 視覚障害女性軽傷、常磐線

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 6日午前8時15分ごろ、茨城県石岡市のJR石岡駅の常磐線ホームから白杖を持っていた女性が線路に転落し、頭に軽いけがをした。石岡市消防本部によると、女性が自力ではい上がろうとしていたところに列車が減速して入ってきたが、ホームと列車に隙間があったため、大きなけがはなかった。

 消防やJR東日本水戸支社によると、転落したのは視覚障害がある64歳の女性。普通列車がホームに差し掛かった際、運転士が転落に気付きブレーキをかけ、女性は2両目付近の列車とホームの隙間に挟まった。

 女性のけがは軽かったが、身動きができない状態だったため、乗客男性らが引き上げて救助し、その後駆け付けた消防隊員が病院へ搬送した。ホームドアは設置されていなかった。県警などが詳しい状況を調べている。

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