8日午前4時半ごろ、千葉県佐倉市春路の住宅から「父親を包丁で刺して殺した」と佐倉署に通報があった。署員が駆け付けたところ、家の中で住人の石井一美さん(64)が倒れているのを発見、現場で死亡が確認された。
署によると、同居する長男(30)が「父親とトラブルがあった」との趣旨の供述をしている。長男は頭や両手にけがをして病院に運ばれており、署は回復を待ち、殺人容疑で事情を聴く方針。
石井さんは親子2人暮らし。石井さんは首などを切られ、自宅1階リビングにあおむけの状態で倒れていた。近くでは血の付いた包丁が見つかった。
現場はJR佐倉駅から南へ約1・3キロの住宅街。