14日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続伸し、前日比32・62ドル高の2万8939・67ドルで取引を終えた。米金融大手JPモルガン・チェースが発表した決算内容が好感され、同社株が相場を押し上げた。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は22・60ポイント安の9251・33となった。
ダウ平均は一時、140ドル超上昇し、取引時間中の最高値を2営業日ぶりに更新した。その後、米国が中国からの輸入品に課している制裁関税を巡り、ブルームバーグ通信が11月の米大統領選後まで維持される可能性が高いと報じると、売りが強まり、マイナス圏に沈む場面もあった。(共同)