【米大統領選】トランプ氏、人工妊娠中絶反対の大規模集会に出席 社会保守派の取り込み図る

[ad_1]



人工妊娠中絶反対の大規模集会で演説するトランプ氏=24日、ワシントン(ロイター)

人工妊娠中絶反対の大規模集会で演説するトランプ氏=24日、ワシントン(ロイター)

 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領は24日、ワシントンで行われた人工妊娠中絶反対を訴える恒例の大規模行進デモ「マーチ・フォー・ライフ(命のための行進)」に出席した。歴代大統領で同デモに出席するのはトランプ氏が初めて。

 トランプ氏は会場での演説で「議会民主党の指導部らはほぼ全員、妊娠後期の人工中絶を税金で補助することに賛成している」と主張。「生まれていようがいまいが、人間の魂は神聖だ」と訴えると、聴衆から拍手と歓声が上がった。

 トランプ氏としては11月の大統領選をにらみ、伝統的な価値観を重視する「社会保守派」の有権者の支持を盤石にしたい考えだ。

 デモは、連邦最高裁が1973年に女性の中絶の権利を認める判断を下したのを受けて危機感を募らせた中絶反対派が始めたもので、今年で47回目。

 トランプ氏は2016年の前回大統領選で、73年の判決を覆すため、保守派の最高裁判事を指名すると公約していた。同氏の大統領就任後、これまでに2人の保守派判事が就任し、現在の最高裁判事の構成は保守派5人、リベラル派4人となっている。

 ロイター通信の世論調査によると、米成人の約58%が人工妊娠中絶の合法化に賛成しているという。

[ad_2]

Source link