昨年10月オープンした外資系高級ホテル「パークハイアット京都」(京都市東山区)のラウンジスペース「ザ リビングルーム」では、新年(冬)の新メニューとして、コース仕立てのアフタヌーンティーの提供を始めた。3月初旬までの期間限定。価格は4500円(税・サービス料別)
5つのコースとティーのペアリングが楽しめる。最初は、アミューズ(小品料理)に見立てた「フォアグラと苺のシュー」と「苺のメレンゲ」。ペアリングで一緒に提供されるのは、クリーミーでコクのある冷製フォアグラに合うバラ風味の京都宇治産プレミアム薔薇(バラ)茶。
2番目は前菜に見立てた魚介のメニュー。ポーチ(低温加熱)したタラバ蟹とキャビアに、酒かす・あんぽ柿の入ったアイス最中。3番目はフランス産のコンテチーズを使用した温かいフラン。2番目と3番目のメニューには京都有数のハーブ園「ハーバリスト・クラブ美山」のレモンバームブレンドのティーが。
4番目はメイン料理に見立てたひと皿。ボリューム感があり、サクサクの食感が楽しめる牛ほほ肉を使用したビーフクロケット(小さな丸い揚げ物料理)。上部に卵黄のコンフィと新鮮なわさびを添えた。口直しは季節の柑橘(かんきつ)を使ったグラニテ。ペアリングは茨城の長野園の和紅茶、アールグレイ。
5番目は、柔らかくとろけるような味わいが印象的な焼きたてのチョコレートスフレに、京都・宇治でも江戸時代から続く老舗、緑茶園の古畑園の抹茶「琴音」を合わせた。
ラウンジスペース「ザ リビングルーム」の営業時間は午前7時から午後10時で、アフタヌーンティーの提供時間は正午から午後6時。事前予約制で、Eメールは kyotobistro-parkhyattkyoto@hyatt.com 電話は075-531-1234まで。
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また、二寧坂に面したビストロスタイルのカフェレストラン「KYOTO BISTRO(キョウト ビストロ)」では「宇治抹茶」「チョコレート」「苺」の3種類の味わいの「本日のシュークリーム」を発売。テイクアウトのメニューとしても提供を始めた。「アップルパイ」に続く2つ目のテイクアウト商品。ひとつ350円(税込)。