熊本の代替肉ベンチャー、ニチレイフーズから5千万円調達 大豆肉を4月に供給開始へ

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 代替肉ベンチャーのDAIZ(ダイズ、熊本市中央区)は31日までに、冷凍食品大手のニチレイフーズ(東京都中央区)を引受先とする第三者割当増資により、5千万円を調達したと発表した。増資は28日付。調達で得た資金は、熊本県益城町の工場に3月までに生産設備を導入する。

 ダイズは平成27年に設立。大豆のみを原材料とした代替肉の開発に取り組んでいる。すでにハンバーガーやから揚げなど、代替肉を使ったレシピ(調理法)も開発。早ければ4月にも量販店などに向けて供給を始める。

 ダイズは、アミノ酸やイソフラボンなど発芽した大豆の成分を自由に制御できる独自技術を持つ。このため同社の代替肉は、従来ある大豆搾油後の残渣物を原料としたものと違って、「大豆特有の青臭さがない」(経営企画部)という。

 世界的な人口増加と新興国の経済成長で、2030年にはタンパク質の需要が供給に追い付かなくなる「タンパク質危機」の到来が懸念される中、大手食品メーカーやベンチャー企業などで動物の肉を使わない代替肉の研究開発が盛んになっている。

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