アジア系乗車拒否も 米、新型肺炎で苦情相次ぐ





米配車サービス、ウーバー・テクノロジーズ用の乗車ゾーン=サンディエゴ(ロイター)

 新型コロナウイルスによる肺炎の拡大を巡り、配車サービスを利用したアジア系の客が、運転手から人種差別的な行為を受けたとする苦情が相次いでいる。乗車を拒否されるケースもあった。米CNBCテレビが伝えた。

 米配車大手リフトは声明で「どんな苦情も深刻に受け止めている」と述べ、差別行為が認められた運転手は乗務できないようにすると表明した。米ウーバー・テクノロジーズも「訴えがあれば適切に対応する」とした。

 CNBCによると、米シアトルで働くハンさんはウーバーの車内でせきをした際、運転手が「ウイルスに感染してるかも」と言って窓を開けた。米サンフランシスコの空港でワンさんはリフトの運転手から乗車を拒まれ、白人の友人が来てようやく乗れた。(共同)



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