百貨店「大沼」の全従業員解雇、山形県が再就職相談窓口

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 山形市の老舗百貨店「大沼」の自己破産申請に伴い全従業員が解雇されたことを受け、山形県の吉村美栄子知事は4日の記者会見で、再就職について相談できる窓口を県、山形市、山形労働局などで6日にも設置することを明らかにした。

 吉村知事は「大沼による全従業員の解雇は事前の予告なしに突然のものだった。商業分野ではこれまでにない大規模な解雇であり影響は甚大だ」と指摘した。窓口は山形市内の山形テルサ内に設置。連合山形、産業雇用安定センター、山形県労働者福祉協議会など関係団体も参加し、再就職先とのマッチングをはじめ、当座の生活資金なども相談できる総合的な窓口とする見通し。

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