新型肺炎 「中国人お断り」の飲食店が香港で登場 差別との批判も

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18日、「内地人(中国本土の人)には提供しません」との張り紙を掲げた香港市内の飲食店(藤本欣也撮影)=画像の一部を加工しています

18日、「内地人(中国本土の人)には提供しません」との張り紙を掲げた香港市内の飲食店(藤本欣也撮影)=画像の一部を加工しています

 「防疫のため、中国人の入店はお断り!」

 新型コロナウイルスの感染が拡大する香港で、中国本土に住む人々へのサービスを拒否する飲食店が増えている。「防疫対策」と主張する店側に、識者は「差別だ」と批判するなど論議となっている。

 九竜地区の飲食店には「大陸人(中国本土住民)はお断り」との張り紙があった。「感染拡大を防ぐため中国本土の人はお断りします」とあったのは香港島の飲食店。「不衛生な人、普通話(標準中国語)で注文する人(台湾人は例外)はさっさと帰ってください」とSNSで告知する店も。香港で使用される一般的な言語は広東語だ。

 香港紙、星島日報は「防疫のため中国本土の客へのサービスを拒否する店は約百店ある」と報じている。

 ただ、新型コロナウイルスは中国本土で発生したものの、今や感染者は中国本土の住民に限らない。

 昨年から続く反政府・反中国共産党デモの影響で、社会の一部に反中ムードが広がっていることも影響している。中国人へのサービスを拒否する店の多くはデモも支持しているようだ。

 香港教育大の黎明講師は中国の上海出身ながら、一連の平和的なデモを支持する立場だが、「中国語を話すというだけで入店を拒否するのは差別だ」と批判している。(香港 藤本欣也)

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