新型肺炎 ユニセフ「46億円必要」 子供たちへの支援を呼び掛け

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 国連児童基金(ユニセフ)は17日、新型コロナウイルス対策の規模を拡大するため4230万ドル(約46億4千万円)が緊急に必要だとして、国際社会に拠出を呼びかけた。フォア事務局長は「当面の焦点は人から人への感染を減らし、基礎的な(公共)サービスを受けられない地域の子供たちを助けることだ」と語った。

 子供たちや妊婦、家族らにウイルスの危険性を伝え、誤った情報に対処することなどを通じ、感染を減らす狙い。学校に行けない子供への情報伝達や、患者らへの心理的サポートも目指す。

 ユニセフの現在の対応は、中国やアジア太平洋地域の国々への支援に絞っている。1月29日以降、医療従事者向けの防護服やマスク、ゴーグル、手袋など13トンの支援物資を発送済みで、追加物資も用意しているという。(共同)

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