【クリップボード】キネマ旬報ベスト・テン表彰式「日本映画も頑張る」

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第93回キネマ旬報ベスト・テンを受賞した俳優陣。左から鈴鹿央士、池脇千鶴、池松壮亮、瀧内公美、成田凌、関水渚=東京都文京区(石井健撮影)

第93回キネマ旬報ベスト・テンを受賞した俳優陣。左から鈴鹿央士、池脇千鶴、池松壮亮、瀧内公美、成田凌、関水渚=東京都文京区(石井健撮影)

 映画誌「キネマ旬報」が選出した昨年の映画ベスト・テンの表彰式が11日に東京都内で行われ、主演男優賞の池松壮亮(そうすけ)、主演女優賞の瀧内公美らに表彰状とトロフィーが贈られた。同賞は今回で93回目。キネマ旬報社の星野晃志社長は「米アカデミー賞より1回分だけ歴史が古い」と胸を張ったが、韓国作品「パラサイト 半地下の家族」が席巻した同賞を意識した発言も受賞者から飛び出した。

 外国映画作品賞など3部門を獲得した「ジョーカー」(トッド・フィリップス監督)を配給するワーナー・ブラザース・ジャパンの土合(どあい)朋宏バイスプレジデントは「『ジョーカー』は(米アカデミー賞で)最多11部門のノミネートでしたが、作品賞や監督賞は『パラサイト』にお譲りしました。正直いって『ん?』と思ったが、権威ある同賞でアジアの方の受賞は新しい時代を作った」と語った。

 日本映画監督賞を贈られた白石和彌監督は、「(『パラサイト』の)ポン・ジュノ監督の受賞に、すごく悔しさを覚えた。SNSには『日本映画は韓国映画に比べるとだめだ』みたいなことが書き込まれていて、責任を感じる。必ずやいつか、満足のいく映画を届けられるように頑張る」と胸の内を吐露した。

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