米韓、春の合同軍事演習の規模縮小を検討 新型コロナウイルスの感染拡大受け

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 エスパー米国防長官(ロイター=共同)

 エスパー米国防長官(ロイター=共同)

 【ワシントン=黒瀬悦成】エスパー米国防長官は24日、国防総省で韓国の鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)国防相と会談後の共同記者会見で、肺炎を引き起こす新型コロナウイルスの感染拡大を受け、春に実施を予定している米韓合同軍事演習の規模縮小を検討していると述べた。コロナウイルスが米軍の世界展開に影響を及ぼす可能性が出たのは初めて。

 鄭氏は、23日現在で韓国軍内部で13人の感染者が確認されたと明らかにし、軍要員に対し、休暇で基地を離れることを禁止したと語った。また、米軍が24日明らかにしたところでは、今月12日と15日に韓国南東部大邱(テグ)の米軍基地「キャンプ・ウォーカー」を訪れた韓国在住の61歳女性が感染していたことが判明した。

 在韓米軍は「高度の警戒態勢」を布告し、将兵らに対しては不要不急の外出の自粛を求めるとともに、基地を離れる際に「最大限の注意」を払うよう呼びかけている。

 エスパー氏はまた、コロナウイルス問題が北朝鮮の脅威への即応態勢に悪影響を及ぼしかねないとの懸念が出ていることに関し「米韓は、あらゆる脅威に対して万全に対応する準備ができている」と強調した。

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