台湾、新型肺炎対策で特別法 蔡総統、迅速に署名…補償や罰則強化

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25日、台北の総統府で、新型肺炎対策の特別法案に署名する蔡英文総統(田中靖人撮影)

25日、台北の総統府で、新型肺炎対策の特別法案に署名する蔡英文総統(田中靖人撮影)

 【台北=田中靖人】台湾の蔡英文総統は25日夕、肺炎を引き起こす新型コロナウイルスによる感染防止策を強化する特別法案に署名した。法案は同日午後に立法院(国会に相当)を通過したばかりで、迅速な署名で政権の感染対策への意欲を示す狙いがある。

 特別法は、新型肺炎の治療に従事した医療関係者への補償や経済的な影響を受けた企業への補助を定めるほか、隔離によって個人が受けた損害の補償を認める。自宅隔離や外出禁止を守らなかった者に最高100万台湾元(約360万円)以下の罰金を科し、衛生当局に個人情報の公開を認めた。虚偽の感染情報を流布した者も懲役3年以下の刑を科す。

 蔡氏は「挑戦は次々とやってくるが、政府と民間が協力すれば台湾は必ず難関を越えられる」と強調した。行政院(内閣)は近く、経済対策など600億台湾元(約2200億円)の関連特別予算を編成する。

 同法案は20日に行政院が立法院に送付していた。

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