【野田虐待死、父親第4回公判詳報】亡くなった心愛さん「体冷たかった」 母親が証言

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栗原勇一郎被告(フェイスブックから)

栗原勇一郎被告(フェイスブックから)

 千葉県野田市で昨年1月、小学4年の栗原心愛(みあ)さん=当時(10)=を虐待して死亡させたとして、傷害致死罪などに問われた父親の勇一郎被告(42)の裁判員裁判第4回公判が27日、千葉地裁(前田巌裁判長)であり、心愛さんの母親(33)=傷害幇助(ほうじょ)罪で有罪確定=の証人尋問が前日に引き続き行われた。主な内容は次の通り。

 【死亡直前】

 母親 心愛が亡くなった前日の昨年1月23日、インフルエンザにかかった勇一郎が病院へ出かける際、心愛に浴室で駆け足をするよう命じた。勇一郎は、帰宅時に屋外の換気口から、心愛が駆け足を始める音が聞こえたといい、心愛にそれまで休んでいたことをとがめて、さらに駆け足をさせた。

 24日午後1時ごろ、次女を風呂に入れようと浴室へ行くと心愛がいた。勇一郎は心愛に「5秒以内に服を脱げ。5、4、3、2、1」と肌着を脱ぐよう命じた。元気がない心愛はぬれた服をすぐ脱げず、勇一郎はボウルにくんだ冷水を心愛の頭からかけた。心愛の体はびくっとして、冷たそうだった。脱げるまで5回ほど水をかけていた。

 夜10時ごろ、心愛が寝室に入ると、寝ていた勇一郎が起きて「寝るのは駄目だから」と廊下へ引っ張りだした。その後、私が寝室にいると、ドンと大きな音がして、勇一郎に「心愛が動かない。息をしていない」と呼ばれた。心愛は浴室で倒れ、白目をむいて口は半開きだった。勇一郎が警察に通報する間、心臓マッサージをしたが、体はとても冷たかった。

 【被告と心愛さん】

 母親 これまで勇一郎の虐待を警察や児童相談所に通報しようと考えたことはあったが、勇一郎の監視や束縛が強く、できなかった。仕事中も頻繁に連絡が来ていた。

 勇一郎の性格は二面性があり、他人には自分を良く見せようとしたが、家族には自己中心的だった。

 心愛は正義感がとても強く、勇一郎が虐待するのはそんな心愛の性格そのものが気に入らなかったからだと思う。心愛は優しく、皆から愛される子供だった。

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