参院議院運営委員会は5日の理事懇談会で、議員に新型コロナウイルスの感染者が出た場合、本会議の開催をどのようにすべきかについて対応策を協議した。自民、公明両党は、本会議場の空席や傍聴席を活用し、議員が間隔を空けて着席して議事を進める方式を提案した。一般の傍聴は断る。各党は自公両党の提案を持ち帰った。
議運委は感染した議員の名前を公表するかどうかの是非も含め、近く方針をまとめる。
自民党の大家敏志与党筆頭理事は記者団に「立法機能は維持しなければならない」と強調。一部の野党は感染者が出た場合は休会にすべきだと主張した。