コカインを使用したとして、警視庁麻布署は麻薬取締法違反容疑で、ラグビー・トップリーグの「日野レッドドルフィンズ」に所属するジョエル・エバーソン容疑者(29)=東京都在住=を逮捕した。調べに対し、「コカインを使ったのは間違いない」と容疑を認めている。
同署によると、4日午前4時半ごろ、港区六本木の路上で、不審な挙動をしていたジョエル容疑者にパトロール中の警察官が職務質問。薬物使用の疑いがあり任意での尿検査を求めたところ、ジョエル容疑者が拒否した。その後強制採尿してコカインの成分が検出されたため、同日午後に緊急逮捕していた。当時ジョエル容疑者は六本木交差点付近の路上で、1人で歩いていたという。
逮捕容疑は4日ごろ、都内やその周辺でコカインを使用したとしている。
ジョエル容疑者の逮捕を受け、日野レッドドルフィンズは5日、同チームのサイトで活動の無期限自粛を発表。「現在開催中のトップリーグに関わる皆さまに多大なご迷惑をおかけし、心よりおわび申し上げる」とのコメントを掲載した。