中韓入国者の待機は「あくまで要請」 加藤厚労相





加藤勝信厚労相(春名中撮影)

 加藤勝信厚生労働相は6日午前の記者会見で、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、中国と韓国からの入国者に2週間待機してもらう方針について、検疫法上の措置ではなく「あくまで要請だ」と述べ、強制力がないことを明らかにした。「徹底して理解をいただく」と強調した。

 加藤氏は中国、韓国の感染者数が5日時点でそれぞれ約8万人、約5700人だったと指摘。「中国、韓国で患者が引き続き増えていることを踏まえた。実効性ある措置を講じる」と語った。

 「諸外国で感染が拡大する中、国内対策はもとより機動的な水際対策も引き続き躊(ちゅう)躇(ちょ)なく断行していくことが不可欠だ」とも話し、両国からの入国者の健康カード記入などを徹底する考えも示した。



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