回転ずし、バイキング…外食各社が苦慮 感染対策 

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通常は多くの寿司が流れるはま寿司のレーン。当面は注文された商品だけが乗せられる(提供写真)

通常は多くの寿司が流れるはま寿司のレーン。当面は注文された商品だけが乗せられる(提供写真)

 新型コロナウイルスの感染拡大で、外食チェーンがサービス変更や衛生対策の強化を相次いで打ち出している。不特定多数が同じ空間に留まる外食を控える動きもみられる中、ウイルスという「見えない敵」に対する“徹底抗戦”をアピールすることで消費者の不安を和らげ、持続的な来店を促していく狙い。

 回転ずしチェーン「はま寿司」は、全国の店舗で回転レーンから自由に商品を取る方式をやめ、タッチパネルで注文した商品のみをレーンに乗せる方式に一本化した。担当者は「顧客の心理的な不安や心配が広がっている」と説明する。

 顧客からは「感染リスクが減って安心」などと好意的な意見が大半を占める一方、「来店してすぐに食べられなくて残念」といった声も。同社は「顧客の反応を見つつ、さまざまな対策を検討していきたい」と安全第一を強調した。

 くら寿司では、空気中に浮遊するほこりやウイルスなどからすしを守る独自の防菌すしカバー「鮮度くん」をすでに導入しているが、4日から鮮度くんの誕生秘話をトップページに掲載した。従来から衛生管理に取り組んできた“歴史”をアピールすることで競合との差別化を図る。

 来店客が同じ料理などを取り分けるバイキングやサラダバーを展開する店舗でも対応を急ぐ。ファミリーレストラン「ココス」は、ビュッフェスタイルの朝食メニュー「朝食バイキング」の提供を4日から当面の間取りやめた。提供店舗の224店は営業時間を変更し、開店時間を午前10時に変更して対応する。ハンバーグ専門店「ビックボーイ」の301店では、5日からサラダバーの提供を当面取りやめた。

 コーヒー店チェーン大手のスターバックスコーヒージャパンは、客が持参したタンブラーに飲み物を入れて提供するサービスを一時休止したほか、店内利用客へのマグカップでの商品提供についても紙カップでの提供に切り替えた。担当者は「今後も状況を見ながら追加の対応を行う可能性もある」と話した。

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