朝ドラの窪田さん、志村けんさん死去に「もう一度会いたい」

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志村けんさん

志村けんさん

 NHKは2日、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で収録が一時休止となった大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」の主演を務める長谷川博己さんと、連続テレビ小説「エール」で主役を演じる窪田正孝さんのコメントを発表した。

 長谷川さんは今回のNHKの判断を「やむを得ない」と評価。窪田さんは、エールに出演する予定で、3月29日に新型コロナウイルスによる肺炎で死去したタレント、志村けんさんについて言及。志村さん演じる日本を代表する作曲家である小山田耕三に「もう一度会いたい」と突然の死去を悼んだ。

 2人のコメントの全文は次のとおり。

 

 長谷川さん「今回の『麒麟がくる』の収録の見合わせは感染拡大を防ぐためにもやむを得ない判断だと思います。こうした判断や一人一人の行動が今の状況を良くしていくことにつながると信じています。感染された方々の回復とコロナウイルスの一日でも早い終息を心から願っています」

 窪田さん「『エール』の撮影が見合わせとなりましたが、まずは何より志村(けん)さんともうご一緒できないことが本当に残念でなりません。もう一度志村さんの小山田先生に会いたかったです。心よりお悔やみ申し上げます。この先どうなっていくのかは正直分かりませんが、キャスト、スタッフみんなで本気で作っている『エール』を最後まで完成させたいです。そして、皆さんの朝に最後まで『エール』を届けたいです。一人一人の思いやりの意識と行動が必ず今の現状を打破すると信じています。自分も今はしっかり体調を整えておきたいと思っています。一日も早く終息することを祈っています」

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