金が最高値6513円 40年ぶり、有事の安全資産

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金の地金(中央)と金貨(ロイター)

金の地金(中央)と金貨(ロイター)

 戦争や経済危機の際に「有事の安全資産」として需要が増える金の価格が週明け13日、過去最高値を更新した。代表的な指標となる地金大手の田中貴金属工業(東京)の小売価格は、1グラム当たり前週末比32円高の6513円に上昇し、40年ぶりの最高値更新となった。新型コロナウイルス感染拡大に伴う不況の長期化懸念が要因。

 これまでの最高値は1980年1月21日に付けた6495円で、中東イランでのイスラム革命や旧ソ連軍のアフガニスタン侵攻の直後だった。

 国際的な混乱が続くと株式や社債は暴落する危険が付きまとう。金はそのもの自体に価値があるため「有事の安全資産」として投資資金のシェルター代わりとなる。

 新型コロナ感染拡大を受け、日米欧などが金融緩和を行っている。しかし市場では「経済不安が根強く、運用資金が金に振り向けられている」(大手証券)という。

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