全日本空輸は13日、大型連休期間を含む4月25日から5月15日の間、国際線の便数を当初計画から約9割減らすと発表した。日本航空も5月中の国際線を9割以上減便する。新型コロナウイルス感染症による世界各国の移動制限が響いており、業績悪化は避けられない情勢だ。
全日空グループは期間中、アジア、オセアニア、欧州といった各方面の路線を縮小する。主力の米国路線も大きく減らし、成田-ホノルル、羽田-ホノルルは運休する。
日航も5月中、北米や欧州方面で多くの便を減らす。またホノルルと羽田や成田、関西、中部をそれぞれ結ぶ便など、ハワイ・グアム路線を全て運休とする。