自宅隔離者は締め切り後に投票 韓国総選挙、15日に投開票

[ad_1]

 【ソウル=名村隆寛】韓国総選挙(定数300、小選挙区253、比例代表区47、任期4年)は15日、投票が行われ、即日開票される。選挙は任期後半に入った文在寅(ムン・ジェイン)政権への審判と位置付けで、左派系与党「共に民主党」(現有120議席)が保守系最大野党「未来統合党」(同92議席)に対し優勢な状況が続いている。

 「共に民主党」は系列政党と合わせて計129議席で、「未来統合党」と系列政党の計112を上回る。小選挙区では、半数近くの121議席を占めるソウル首都圏の票の動向が勝敗を左右しそうだ。

 選挙は新型コロナウイルスの感染拡大の中で行われるが、文政権の対応への評価は高い。世論調査会社「韓国ギャラップ」の10日の発表によると、「共に民主党」の支持率は44%で、23%の「未来統合党」を引き離し、与党系は過半数の議席を獲得しそうな勢いだ。

 選挙は2年後に行われる次期大統領選の前哨戦の色合いも濃い。与野党の次期大統領有力候補とされる「共に民主党」の李洛淵(イ・ナギョン)前首相と「未来統合党」の党首、黄教安(ファン・ギョアン)元首相はソウル鍾路(チョンノ)の選挙区で激突し、世論調査などによると、李氏がリードしている。

 投票は15日午前6時から午後6時まで。新型コロナ感染の疑いがある自宅隔離指定者は人との接触を少なくするため、午後6時の投票締め切りから同7時まで投票が認められる。事前投票は10、11日に行われ、投票率は過去最高の26・7%だった。

[ad_2]

Source link