米半導体大手インテルが23日発表した2020年1~3月期決算は、売上高が前年同期比23%増の198億2800万ドル(約2兆1千億円)、純利益が42%増の56億6100万ドルと、増収増益だった。
新型コロナウイルスの感染拡大による外出制限に伴い、在宅勤務や遠隔授業で使用するパソコン向けの需要が増えた。クラウドサービス事業者のデータセンター向けも大幅に伸びた。
ただ、4~6月期の売上高は前年同期比12%増の185億ドルと、減速する見込み。経済の先行きの不確実性が高いとして、通年の業績見通しは示さなかった。(共同)