日本貿易会の中村邦晴会長「積極的なイニシアチブに期待」　宣言延長

　政府の緊急事態宣言の延長を受け、日本貿易会の中村邦晴会長が４日、コメントを発表した。コメントは以下の通り。

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　緊急事態宣言延長の判断は、新規感染者数は減少傾向にあるものの、専門家会議が指摘するように、持続的な対策が必要であり、適切な措置だ。

　世界に目を転じると、医療品や農産品の輸出制限が目立ってきており、保護主義の拡大に拍車をかけることが懸念されるなか、日本政府が、国際協調と自由貿易を基調としたポストコロナの経済秩序形成に向け、積極的なイニシアチブを発揮されることを心から期待したい。貿易会としても、コロナ禍により発生している諸課題を、関係者との協力によって解決し、国民生活に不可欠な物資の確保に全力をあげて取り組む決意である。