新型コロナとインフル「同時流行」に警戒 豪州・ニュージーランド

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オーストラリア・シドニーでドライブスルー方式の新型コロナウイルス検査を行う医療関係者=15日(ロイター)

オーストラリア・シドニーでドライブスルー方式の新型コロナウイルス検査を行う医療関係者=15日(ロイター)

 【シンガポール=森浩】新型コロナウイルス対策をめぐって、南米諸国と同様に南半球にあるオーストラリアやニュージーランドでも、冬の到来を懸念する声が上がっている。ともに感染拡大を押さえ込んだ成功例の国とされるが、インフルエンザ流行と新型コロナの「第2波」が同時に押し寄せることへの警戒が強まっている。

 米ジョンズ・ホプキンズ大のまとめによると、豪州は25日までに7114人の感染が確認され、102人が死亡。ニュージーランドは1504人が感染し、21人が死亡している。

 豪州が特に重視するのが、4~10月に流行時期を迎えるインフルエンザ対策だ。政府は「新型コロナもインフルエンザも呼吸器に重篤な疾患を引き起こす」と指摘し、同時に罹患(りかん)して症状が悪化する可能性を警戒する。既に昨年を上回る1650万回分のインフルエンザワクチンを確保しており、早期の接種を呼び掛けている。

 豪政府のブレンダン・マーフィー主席医務官は「(新型コロナに)冬がどんな影響を及ぼすかはわかっていない」と話しており、従来の対策が通用するのかも未知数だ。両国政府とも人と人の距離を保つことなど警戒継続を求めている。

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