貿易会の新会長「商社のあり姿をダイナミックに変える」

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日本貿易会会長に就任し会見する三菱商事会長の小林健氏=29日、東京都港区(平尾孝撮影)

日本貿易会会長に就任し会見する三菱商事会長の小林健氏=29日、東京都港区(平尾孝撮影)

 商社の業界団体である日本貿易会の会長に就任した三菱商事会長の小林健氏は29日、東京都内で記者会見し、「新型コロナウイルス感染拡大で、産業のビジネスモデル、社会の仕組み、生活の在り方が大きく変わっていくなかで、商社のあり姿を柔軟に、ダイナミックに変えていきたい」と、抱負を語った。

 小林氏は、米中の貿易摩擦の激化について、「保護主義や自国優先主義が強まり、単に経済にとどまらず、従来の国際関係を変えようとしているが、新型コロナは、保護主義的通商政策の拡大をもたらし、世界の分断に拍車をかける」と懸念を示した。その中で、「商社は貿易や投資、デジタルを活用した新しい事業などで分断された世界を再び緊密につなぎ、停滞している経済を再活性させる使命がある」と強調した。

 さらに、今後、開発されるワクチンなどの治療薬を全世界へ供給するような取り組みに協力していきたいと語った。

 小林氏に貿易会会長をバトンタッチした住友商事会長の中村邦晴氏は貿易会の名誉会長に就任した。

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