モスクワ、9日から外出制限など解除

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4月17日、国民の自宅待機が続く中、閑散とするロシアの首都モスクワ(タス=共同)

4月17日、国民の自宅待機が続く中、閑散とするロシアの首都モスクワ(タス=共同)

 【モスクワ=小野田雄一】ロシアの首都モスクワ市のソビャニン市長は8日、新型コロナウイルスの感染拡大防止のために実施していた市民の外出制限や企業の営業制限を9日から解除すると、自身のブログで明らかにした。

 これまでに約20万人が感染し、ロシアの新型コロナ流行の中心地となってきた同市は3月末以降、食料品店や病院、銀行など一部の業種を除く企業の営業を制限してきた。

 ソビャニン氏によると、6月1日に衣料品店やクリーニング店などの営業を解禁したのに続き、9日からは理髪店やフィットネスクラブなどの営業を認める。これまで宅配・テークアウトのみが許可されていたレストランも屋外席での飲食を許可するほか、16日からは店内飲食も認める。市民に義務付けていた「外出許可証」の携行も9日から不要とする。

 ソビャニン氏はブログで市民の大多数が制限を順守したとし、感染状況について「ゆっくりではあるが、確実に収束しつつある」と述べた。

 モスクワ市では5月上旬、新型コロナの新規感染者が連日約6000人に上っていたが、最近は2000人前後にまで改善していた。8日時点のロシアの感染者数は47万6658人、死者数は5971人。

 プーチン大統領の決定により3月末から露全国で導入されていた制限措置は5月12日に解除。現在は各自治体が独自に導入した営業制限や外出制限の解除の是非を判断している。

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