つくばのセブン店員、「コロナ感染」虚偽報告


 コンビニエンスストアをチェーン展開する「セブン・イレブン・ジャパン」(東京都千代田区)は12日、フランチャイズ加盟店の「つくば大砂店」(つくば市)の店員が「新型コロナウイルスに感染した」という虚偽の報告を店に伝えていたと明らかにした。

 担当者によると、同店は9日、「東京都の医療機関で陽性判定が出た」と店員から連絡を受けて一時休業し、店内を消毒。セブン・イレブン・ジャパンは保健所などでの確認が取れないまま10日、「従業員が新型コロナに感染した」と発表した。その後、店員本人に聞き取りを行い、感染の事実はなかったと分かった。

 今回の感染情報でつくば保健所やつくば市の五十嵐立青市長も事実確認などに奔走した。県疾病対策課の担当者は「県民へ余計な不安を与えたのは残念だ。(情報の)公表は事実を確認してからが望ましい」と注文を付けた。



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