【経済#word】エッセンシャルワーカー ウィズコロナ,進む対応

[ad_1]



【経済#word】エッセンシャルワーカー ウィズコロナ,進む対応

その他の写真を見る(1/2枚)

 新型コロナウイルス感染拡大に伴う外出自粛要請や政府の緊急事態宣言などを通じ、「エッセンシャルワーカー」(生活必須職従事者)の言葉が定着した。医療現場のほか交通や電力といったインフラ関連企業や小売業など社会生活に不可欠な職場で、感染リスクと隣り合わせで働いている。緊急事態宣言が解除され、感染防止と経済活動が並走する「ウィズコロナ」の状況に移る中、社会全体でエッセンシャルワーカーを守る意識も求められる。

 「コロナ前より車内消毒などの作業量が増えた分だけ、作業員たちの負担は増えている」

 東京・渋谷と横浜など神奈川県東部を結ぶ東急電鉄の担当者は新型コロナ後の業務の変化についてこう話す。

 東急電鉄では終電後の車両基地での作業として、車内のつり革や座席の手すり、ドア、窓などをアルコール消毒液で拭いて回る感染拡大防止策が加わった。出発前には換気促進のための窓開けも行う。始発電車の出庫に間に合うよう午前3時半ごろには作業を始める日々だ。

 鉄道事業で働く人たちは社会生活に必須な業務に就くエッセンシャルワーカーに位置付けられる。政府は「緊急事態宣言時に事業の継続が求められる事業者」として病院などのほか、電力、生活必需品の小売り、交通などを例示する。

 東急電鉄では外出自粛要請と在宅勤務の浸透で相対的に通勤客が減ったが、通常ダイヤを維持している。乗車率が下がった時間帯の運行本数を減らせば乗客の集中を生み、車内の「3密」状態を招く可能性もあるためだ。乗務員や駅務担当者らは全員が出社時の体温測定やマスク着用で定時運行を支える。

 交通インフラと同様、エネルギーの安定供給も社会生活の維持に欠かせず、電力会社などでも感染拡大防止への取り組みが続く。発電所でクラスター(感染者集団)が発生するなどして運転業務に支障が出れば、社会全体に与える影響は甚大だ。

続きを読む

[ad_2]

Source link