リニア「着実に進める」 JR東海、株主総会で説明

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JR東海の株主総会の会場入り口=23日午前、名古屋市

JR東海の株主総会の会場入り口=23日午前、名古屋市

 JR東海は23日、名古屋市で定時株主総会を開いた。建設に絡む環境対策について静岡県と対立が続き、予定している2027年の開業が不透明な状態となっているリニア中央新幹線に関し、宇野護副社長は「地域の理解を得ながら、建設を着実に進める」と強調した。

 リニアの工事を巡っては、静岡県が大井川の流量減少を懸念して認めず、南アルプスを貫くトンネルの静岡工区が未着工となっている。巣山芳樹副社長は、リニアは「日本にとって、不可欠なプロジェクトだ」と株主に訴えた。

 金子慎社長はこれまで、6月中の準備工事入りができなければ27年の開業は困難との認識を示しているが、静岡県は現在も認めない姿勢を崩していない。

 大阪市から総会に訪れた株主の男性(50)は「リニアが気になって来たが、詳しい説明はなかった。反対の声も聞き、情報公開を積極的にして社会的責任を果たしてほしい」と話した。

 総会には198人の株主が来場。剰余金の処分や取締役16人の選任など3議案が全て可決された。

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