11月の大統領選の民主党候補指名を確定させたバイデン前副大統領(77)は6月30日、地元の東部デラウェア州で記者会見し、パートナーとなる副大統領候補の決定が8月上旬にずれ込むことを明らかにした。これまで8月1日までに決めたいと述べていた。理由には触れなかった。
新型コロナウイルスの影響でバイデン氏はオンライン中心の選挙戦に移行し、インタビューなども主にオンラインで受けており、記者会見は約3カ月ぶり。
バイデン氏は副大統領候補に女性を選ぶことを明言。人種差別問題への取り組み強化を求める声の高まりから黒人を推す意見が出ている。ハリス上院議員(55)やデミングズ下院議員(63)、南部ジョージア州アトランタ市長のボトムズ氏(50)らの名前が挙がっており、このほかウォーレン上院議員(71)も有力候補の一人とされる。 (共同)