韓国コロナ対策本部「防疫成果で昨年の経済成長率がOECD最高水準」


韓国の中央災難安全対策本部が過去1年間の防疫成果で昨年の韓国の経済成長率が経済協力開発機構(OECD)加盟国のうち最上位レベルになったと明らかにした。

中央事故収拾本部のユン・テホ防疫総括班長は20日の定例記者会見で、新型コロナウイルス感染症国内発生からの1年間をこう振り返った。中央災難安全対策本部は過去1年間に▼2月の大邱(テグ)・慶尚北道(キョンサンブクド)の最初の新型コロナ流行▼8月中旬の首都圏の第2波▼現在進行中の第3波--が「大きな危機」だったと判断した。

ユン総括班長は「この過程で、迅速な検査のための自動車移動型選別検査所、追跡検査を高めるための電子出入名簿、無症状・軽症患者治療のための生活治療センターなど、我々の独創的な反撃モデルを作り出した」とし「社会的距離を通じて防疫と日常の調和を持続し、模索し、努力した結果、OECDのうち人口10万人あたりの患者数は3番目、死者数は2番目に少ないという成果を出した」と説明した。

続いて「こうした防疫成果とともに2020年の経済成長率はOECD加盟国のうち最上位水準と予想している」とし「国民が共に協力して成し遂げた結果」と評価した。

中央災難安全対策本部によると、14-20日の1週間の一日平均新型コロナ国内感染者数は445人と、緩やかな減少傾向を継続している。ただ、防疫当局は確実な減少傾向となるまでは5人以上の私的な集合の禁止を維持する方針だ。

ユン総括班長は「首都圏の週末の移動量は11月から1月第1週まで毎週減少傾向だったが、最近また移動量が増加している」とし「特に先週末はその直前週と比較して移動量が約13%増えた。すべての私的な集まり、旅行を取り消し、特に5人以上の集合禁止を必ず守ってほしい」と強調した。

また「5人以上の私的な集合禁止は社会的距離とは別に第3波に対応して取った措置」とし「1月以降は集団感染事例が減っているが、感染者接触による発生の比率は高まっている。こうした状況を総合的に検討し、中央部処、地方自治体と議論し(緩和するかどうかを)決める」と説明した。



Source link